東洋占星術 四柱推命
十干が表わす才能のエネルギー、十二支が持つ特質から、
自分を知り、他者を知り、巡り合わせを知る。

六十干支 壬寅(ジンイン・みずのえとら)

干支という文字は、「干」は幹から、「支」枝から出た語です。十干も十二支も元々は別々に使われていたのです。
それが中国の殷(一説には漢時代)の時代頃から、組み合わせ、その最小公倍数である60周期で数えるために用いられました。六十干支は日よりも年に使われることを重要視されてきました。日本の歴史をみてもそうです。明治維新の戦乱は「戊辰(ボシン)戦争(1868)」というように干支は使われてきたのです。
年に使われ、六十干支が1巡すると元に還って「還暦」といわれる所以です。
第一印象と性格、潜在な意識と素養、愛情、仕事、空亡を占います。

第一印象と性格

ゆったりと落ち着いた雰囲気の内面には、たぎる情熱と衝動があります。感情を悟られるのを嫌い、本心は秘めたままですが、自分のことに対しては、目標を定めると躍起。一方で他者に対しては、実に寛容です。強烈な自己主張と哲学的思考で、時に現実離れすることもありますが、話題を合わせ、足を引っ張ることもせず、受けた恩は忘れません。こうした律儀さが人望を集め、積み重なって信用が生まれます。信用は、意図的に築けるものでもなく、金銭でもつくれるものではありません。それだけに、築けば進路は自然と開けてきます。計算に厳しく、金銭感覚もしっかりしていて業務発展の機運に恵まれた天分。敢えて言うなら、少し気持ちをオープンにすると、対人関係はよりスムーズにいき、仕事にもきっとプラスに作用するに違いありません。

潜在的運勢

沈着でやや陰気だが、反面激しやすい。

愛情運

無意識に人を惹きつけますが、生き方が保守的なせいか、すぐにとびついたりはしません。ドロドロした人間関係にもついていけないようです。女性は、一見おっとりとして、従順な妻に見えるものの、度胸があり、むしろ自分の思うとおり、巧みに操る操縦型。自分の生きがいを見つけて人生を楽しむようにしたほうがいいでしょう。男性は、用心深さのあまり、相手に誤解を与えないようご注意を。

仕事運

感受性豊かで、物の見方に個性があります。文芸や学術に道が見つかるかもしれません。ただ、些細なことを気にして、疑心暗鬼になったりもします。感情に左右されて当たり散らすことのないように。視野を広め、客観的思考を持てたなら、成功は確実なものとなります。

職種

水産、漁業、船員、漁具関係。
酒、醤油、飲料水。
冷房、浴場、水泳、プール、スケート。
水商売(料理屋、飲食店、バー、キャバレー、接客業、サービス、旅館、興業)、自由業。
研究、調査、分析など。

木材、林業、木工、紙パルプ、建具、繊維、製糸関係。
医師、薬剤師、保健衛生、理学療法士、作業療法士、精神福祉士、看護士などの医療関係。
教授、教師などの教育関係。
葬祭、宗教学者・僧侶などの宗教関係。

空亡(落とし穴)

辰巳

パーソナリティ占い & 同干支の有名人

十干占いは、基本の性格、シンボルカラーを占います。
十二支占いは、十干の幹から枝葉となる個性を占います。
六十干支占いは、十干と十二支から第一印象と性格、潜在な意識と素養、愛情、仕事、空亡を占います。
同干支の有名人は運のめぐりが同じ仲間です。時に目標に、時に励みに。見過ごしてきた“自分”に気付くかもしれません。


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