9月の運勢
*占いの見方*
ひと月毎の長期運勢です。仕事運、愛情運、金銭運などを占います。今月の正節から始まり、来月の節入り前日までが1か月となる節切りです。
運の成り行きは文章で解説し、運の勢いは5段階に分類し、天気のアイコンで表示しています。
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二十四節気と月の語源
9月は、酉(とり)の月ということになります。
節入り「白露(はくろ)」は、新暦では9月の8日頃です。
正節−「白露」 | 陰気ようやく重なりて露こごりて白色となればなり。 |
中気−「秋分」 | 陰陽の中分なればなり。 |
天明八年(1788)出版−『暦便覧』より |
「白露」の頃は、秋の気配が本格的に加わり、野草にやどる露が、秋の趣をひとしお感じさせます。
「秋分」の日には、太陽が真東から昇り、真西に沈むため、春分と同じく、昼と夜の長さがほぼ等しくなります。この日を過ぎると雷は鳴らなくなり、虫は地中に隠れ、水が涸れはじめます。
酉は草木の果実が成熟の極みに達した様子を表しています。
語源は「猶(ゆう)」で、「さらに」「その上」「ためらう」という意味です。
猶は「犬」と「酉」を組み合わせたもの。
「酉」は、酒壺の形の象形文字です。「熟する」「できあがる」「成る」などの意味を含みます。酒に関係した文字に使います。
「犬」は酒つぼから酒気が細く長くのび出るように手足と体をのばす動物のたとえで、「そこまでのばしてもなお」の意味です。
秋分をはさんだこの月は収穫の時期にあたりますが、甕壺の中の穀物が醗酵し、熟成する姿にたとえて、万物が時間をかけて自然に成熟していくことを意味しています。
『三礼義宗※1』は『酉は猶であり。老熟したたぐいの意味である。この時、物はみな縮小して成熟するのである』と説いています。
山里は実りの秋へと変化し、街中の商店でも熟れた果実が並び始めます。「酉」を「鶏」に当てたのは、鶏が老成していると感じたからでしょう。漫画やアニメでも「眼鏡をかけた物知りのおじいさん」として登場することが多いようです。
※1 | 三礼義宗(さんらいぎそう)は崔霊恩(さいれいおん)の著。 崔霊恩は初め北魏の太常博士となり、514〔天監13〕年南朝の梁に移り国子博士となった。講経は精密で多くの学生を集め、とくに三礼三伝に明るく、『三礼義宗』の他に服虔注を述べた『左氏条義』なども有名です。 |
9月の週間&月間運勢占い
週間運勢はビジネスに適した月曜始まり。日々の運勢を1週間分まとめてアップ。
ひと月毎の長期の月間運勢は節切りです。その月の正節から始まり、次の月の節入り前日までが1か月となります。
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